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物理のエッセンス 力学・波動
値段 | 840円+税 |
ページ数 | 165ページ+別冊解答41ページ |
出版年 | 初版1993年 |
物理のエッセンス 熱・電磁気・原子
値段 | 840円+税 |
ページ数 | 158ページ+別冊解答37ページ |
出版年 | 初版1993年 |
最初の部分の抜粋
「1・2&8・9・10?」
妙な表紙だなと思ったことでしょう。もちろんこの本の性格を表しているのです。私が最も書きたかったこと,それは教科書に書かれていないけど大切なことです。数字が増すに従って基本から応用へ進むと思ってください。教科書にはいわば3〜7のことが書かれています。
1・2 最も基本となること,感覚的な理解
3〜7 教科書
8・9・10 試験問題を解くのに必要なこと
1・2にあたる部分が教科書から抜け落ちているのです。物理の認識というかフィーリングのような部分です。それが教科書を読んでもわからないという声を生む原因です。
“分かる”かどうかはこの1・2の部分に大きく左右されます。公式を知っていても分かっていない人が多いのです。
また,教科書を読んでも問題は解けないという声も聞きます。8・9・10の部分ですね。そこで何を身につけておくべきかを明示しました。問題を解く上で大切なことはどう考えていくかという“考え方の流れ”です。解法のノウハウや公式の体系を目に見える形で満載しました。
用語の説明など必要だけれど退屈なところは教科書にまかせ,この本は物理のエッセンス(本質)に重点をおきました。物理の考え方をクローズアップしたのです。
目次
力学
I 速度と加速度
II 力のつり合い
III 剛体のつり合い
IV 運動の法則
V エネルギー
VI 運動量
VII いろいろな運動
波動
I 波の性質
II 定常波
III ドップラー効果
IV 反射と屈折
V 波の干渉
物理の周辺
熱
I 固体・液体と熱
II 気体の熱力学
電磁気
I 電場と電位
II コンデンサー
III 直流回路
IV 電流と磁場
V 電磁誘導
VI 交流
VII 電磁場中の荷電粒子の運動
原子
I 粒子性と波動性
II 原子構造
III 原子核
運動方程式の立て方
1 注目物体を決め,力を図示する。
2 力を分解する(運動方向とそれに垂直な方向に)。
3 運動方向では ma=F 垂直方向では 力のつり合い式
運動方程式を使う最初の問題
仰角,動摩擦係数の斜面をすべりおりる物体の加速度を求めよ。また,初速ですべり上がらせるとき,斜面に沿って上昇する距離を求めよ。