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			そうだね。順番に図を描いていけば大丈夫かな。まず太陽エネルギーの10%が電気エネルギーになるんだね。
		 
	 
 

	
		
		
			次は、入射する太陽光のエネルギーが1m2あたり毎秒1kJのとき、500Wの電力が得られたのね。
		 
	 
 

	
		
		
			そうだね。きちんと読めば分かると思うんだけど、500Wっていうのはこの太陽電池で得られた電力ね。この値から太陽電池の面積を求めようっていうことだね。
		 
	 
 
	
		
		
			ちょっとややこしいんだけど、この500Wって得られた「電力」だから、「電気エネルギー」ではないのよね。「電力」と「電気エネルギー」って何が違うの?
		 
	 
 
	
		
		
			「電力」の単位はW(ワット)なんだけど、このWっていう単位は力学の分野にも出てこなかった?
		 
	 
 
	
		
		
			そうそう。仕事率ってどうやって求めるか覚えてる?ついでに、それぞれ単位も分かる?
		 
	 
 

	
		
		
			そうすると、単位WはJ/sと同じだね。つまり、「W=J/s」だ。
		 
	 
 

	
		
		
			Jっていう単位は、仕事でもあるし、エネルギーでもあるのよね。
		 
	 
 

	
		
		
			この太陽電池が作り出した電気エネルギーは毎秒500Jだから、太陽電池が受けた太陽光のエネルギーはその10倍の5000J/s、つまり5kJ/sね。
		 
	 
 

	
		
		
			この太陽電池は受け取った太陽光のエネルギーの10%を電気エネルギーに変換しているからね。
		 
	 
 
	
		
		
			ということは、1m2あたり1kJ/sの太陽光のエネルギーが入射しているんだから、答えは5m2ね。